こんにちは、YouTuber研究家の長瀬です!
皆さん「SEO(エスイーオー)」という言葉を知っていますか?
簡単に言えば、YouTubeに限らずGoogleやYahoo!などで、何かキーワードを入れて検索した際に、上位に自分の動画が上がっていれば、より視聴者は増えますよね。
そのために対策をすることを「SEO対策」という難しい言葉を使うのですが、今回はそんなYouTubeにおけるSEO対策について超!!簡単に!!説明します。
検索したときに上位になければ自分の動画は見てもらう機会がなく、どんなに面白い動画でも埋もれていってしまうのは悲しいですよね。
この記事ってどこまで信頼できるの?SEOってそんなに重要?という話から
まず、私は「YouTuber研究家」と名乗ってはいるものの、皆さんからすれば
「なんだその肩書きwww」
となるでしょうし、この記事自体どこまで信用していいのかも不明だと思います・・。
というか、その気持ちが大事です。
世の中には高額な情報商材をソースもなく販売している人もいるので、この記事の信頼性について少しでも疑った人がいるのならナイスです。
この記事の情報元は北米最大級のSEO情報サイト「searchenginejournal.com」の内容を長瀬が翻訳、わかりやすく噛み砕いて解説しているものです(もちろん引用の範囲でね♥)。
興味がある方はぜひ(https://www.searchenginejournal.com/youtube-seo-video-optimization/260757/)を読んでくださいね※英文。
次に「YouTubeにおけるSEO」がどこまで重要かという話です。
元情報サイトのの見解では「最近ではYouTube SEOがかなり一般的になり始めてるよ〜」だそうな。
そして、
「SEO対策された質のいいコンテンツは他の動画よりも見つかりやすい」
どうやらこれは絶対なので、よく頭に叩き込んでください。
最近ではGoogle等の検索エンジンでもYouTubeが優遇されることがかなり増えてきました。
例えば「脚痩せ」と検索したときに
こんな感じで1ページ目の上の方に表示されることが増えましたよね。
YouTubeに興味がなかったような人たちもYoutubeを見る機会がどんどん増えています。
今回はこれからYoutubeを始めようという方のために、まずYoutube内で上位表示を狙う方法をお伝えしたいと思います。
YouTube SEOの絶対やらなきゃいけない6つの基礎編
ここからは元情報の翻訳ベースでお話していきます。
これからお話する6つのテクニックはいわば基礎中の基礎なので、抜けているものがないかな〜〜とサラッと目を通してください。
SEOというのはすでにあげている動画を修正しても効果を発揮します。
基礎1. 上位表示できるタイトルの付け方
基本の動画タイトルについてです。
- 動画の内容とタイトルに差がないものにする
- 興味・関心をそそるものにする
- 65〜70⽂字(スペース含む)で簡潔でわかりやすいものにする
タイトルで視聴者は「どんな動画かな?」と想像します。
しかしどんな動画かわからないタイトルをつけてしまうと何が流れるかわからない動画再生は気が引けてしまうもの・・。タイトルで動画内容を深く伝えず、いわゆる「匂わせ」をするのは登録者数が増えてからがおすすめです。
もう1つタイトルが重要と言われる理由は、SNSなどでの動画の拡散はSEO上でも、また知名度アップのためにも役立ちます。
どんなSNSを使ってもどんな動画か素早く理解してもらうためにもタイトルは重要なんです。
ちなみにSEOで上位表示させるために動画タイトルにチャンネル名を入れるのはあまり意味がないと考えてOKです。
それよりもスッキリ、簡潔に、わかりやすいものにこだわりましょう!
基礎2. 説明文はどんな内容でリンクは何個がベストなのか
SEOで上位表示させるための説明文の書き方で推奨するのは
- 2〜3⽂で説明⽂を書くこと
- 最低1つはリンクを加えること
- スペースを含んで約300⽂字もしくはそれ以下で収めること
という方法です。
searchenginejournalの意⾒としては、説明⽂の最初の⽂章の終わりと、⽂章の最後に2つのリンクをいれるのがいいと考えているそうです。
例えば5つリンクを載せてしまったとするとSEO上でマイナス評価になることはありませんが、かといってプラスに働くことはありません。
そしてSEOの要の1つ「キーワード」のお話をしますが、タイトル同様に、説明⽂にも、検索されたときに反映させたいキーワードをできるだけ入れましょう!
いい説明⽂とは、タイトルよりも詳細に書かれているけれども、かといって⻑すぎてもいけません。ダラダラと長く書くのはいい評価には繋がらないよということです。
例を出すと、
釣りいろはさんの説明文ならタイトルよりも詳細に、それでいてどんな動画かすぐわかるので視聴者に親切ですよね。
キーワードは「潮干狩り」で上位にきています。
他にも
にゃんたまHOUSEさんに至っては説明文は一行ですが、
ヒカキンさんの動画の関連動画にしっかり表示されています。
SEOのために説明が長文である必要もなく、わかりやすさ、簡潔さの方を重視しましょう。
基礎3. タグはSEOにおいても重要
タグというのは、視聴者に関連動画として見てもらうチャンスが増えたり、どんなジャンルの動画なのかをわかってもらうのに役立ちます。
しかもこれはYouTubeのSEOだけの話ではありません。
GoogleやYahoo!、Bing等の検索エンジンでもこのタグはAIによって重視されているポイントです。
たま〜に何も入れていないYouTuberもいますが、SEOの観点から見れば少々面倒でも入れた方が絶対にいいです。
ここで注意したいのは動画に本当に関係のあるタグを入れること。
基礎4. サムネイルもSEOには関係する
SEOとはテクニック云々の話もあるんですが基本的な考えとしては
「視聴者の満足度で上位表示させる」というのは忘れてはいけません。
視聴者がサムネイルを見て
「どんな動画なの??」と気になるサムネイルを作ることで必然的に視聴者・視聴時間は増えます。
つまり、視聴者数や視聴時間も上位表示させるためのポイントになるので、サムネイルにこだわることも1つの立派なSEO対策と考えましょう。
基礎5. プレイリストを作る
例えばミュージック動画なんかを視聴しているときに同じアーティストの曲が流れるときがありますよね。
これはプレイリストを作成しているからなのですが、SEO上でも視聴者にいろんな自分の動画を知ってもらうためのリーチを広げる方法として有効とされています。
上位表示のためのテクニックというより、視聴者の満足度を高めるための1つの気遣いと考えてもいいでしょう。
基礎6. 言語設定について
YouTubeは全世界で視聴されている動画アプリです。
元のSEO記事では自分のチャンネルにあった言語設定をしなければSEOで不利に働くよ〜ということが記載されてあります。
ここからは長瀬の意見ですが、2020年には東京オリンピックも開催されますし、海外から日本独自の文化はこれからもより注目度が増すでしょう。自分の動画を海外の人に向けて発信したい!というのは需要と供給にあった考えですし、YouTubeには簡単に翻訳してくれる自動機能も搭載しています。
こんな便利な機能が無料で使えるのもYouTubeだけなので言語という枠組みにとらわれないことも時には必要ではないかと考えています。
YouTube SEOの応用編!7つのSEO的ポイント
基礎編ではYouTubeのマニュアルでも求められるSEOの基礎について解説しました!
ここからは応用編です。
YouTubeの詳細設定は、動画の最適化のための様々な選択肢を提供しています。例えば「コメントは表示させますか〜?」とかカテゴリー設定とかですね。
そのうちのいくつかはSEOで効果のあるものですが、中には関係ないものもあります。
ですので今からは取り組むべき大切な詳細設定の変更と、変更の⽅法を説明します。
「知っておいて損はない」話だと思うのでさらにチャンスを掴みたい人は読み進めてくださいねん。
応用編1. コメントはSEOでは結構大事
YouTuberさんの中には「アンチがいやだ〜」とかでコメントを非表示にしている方もいるかもしれません。
実はこれが超絶勿体無い。
勿体無い(2回目)。
コメントというのは上位表示させようかAIがチェックする上で、動画の関連性や品質、最近アップされたものであるかどうかを判定する⽬印のひとつになっています。
ですから、コメントが非表示になっていると上位表示させる機械からすると「この動画って人気なの?」「見てる人いるの?」と困っちゃうんです。
応用編2. 「埋め込み許可」を設定するのはSEOでは関係ある話
当サイトのようなワードプレスでは記事中に動画を「埋め込む」っていうんですが、動画埋め込みのチェックはしておくべきです。
YouTube側はいろんなSNSで動画が拡散されるのを望んでいて、友達同士でも共有しやすいようについ最近でもアップデートが行われました。
基本編でも書きましたが、上位表示させる基本は、「視聴者を満足させられる質のいい動画」であるとYouTubeのAIが判断した場合です。
つまり、たくさん拡散されていろんな人に動画が見てもらう機会が増え、視聴回数が自ずと増えれば上位表示させる1つの加点対象になるってこと!
ですので、せっかくのチャンスを無駄にしないように「埋め込みを許可」はSEOを考えても絶対やっておいた方がいいことなんです。
応用編3. 年齢制限をつけるのはSEO的にも他の面でもマイナス
どうしてもそうでなければならないコンテンツを除き、年齢制限のかからないものでYouTube動画を作るのが一番です。。
”どうしてもそうでなければならない”というは、YouTubeの規約によれば
暴⼒的である、気分を害する 画像、ヌード、性的な⽰唆があるコンテンツ、危険だったり違法な⾏動の描写”すべてが、年齢制限の対象である
との旨が記載されています。
年齢制限の対象になってしまうと、すべての視聴者がYouTubeにサインインしなければならず、かつ18才以上で以上でないといけません。
収益の受け取りや、さまざまな広告フォーマットでの動画の宣伝もできなくなりますし、YouTube側としても「上位表示はさせたくないコンテンツ」と見なされているのがわかります。
以上の点で、多方面から見ても年齢制限をかけるのはおすすめできませぬ。
応用編4. カテゴリー分けはSEOでは大事
YouTubeでは、15種類のカテゴリーから選択することができます。
カテゴリーを選ぶと、コンテンツ基準やユー ザーの挙動に基づいて、動画がおすすめされます!
ほとんどの動画に、内容にあったぴったりのカテゴリがあると思いますが、何かしらの理由でカテゴリー分けが簡単にできなかった場合、どうしよ〜〜ってなりますよね。
その場合は”エンターテインメント”のタグを、デフォルトとして使うのがおすすめです。
無理に内容とは違うカテゴリーを選択するのはSEOではマイナス評価に繋がってしまうので注意!
応用編5. 詳細設定でも言語設定はしっかりね
基礎編でもお話したとおり、言語設定のこの機能は正しいコンテンツを正しいユーザーに提供するように設計されています。
日本語の動画であるなら、必ず日本語の設定にしましょう〜。
応用編6. 「視聴者への翻訳依頼」はチェックしない方がよい
詳細設定には視聴者によって翻訳されたタイトル、説明、字幕の提供を許可するという欄があります。
これはsearchenginejournalによると
何かに特化した内容やキャンペーンである場合を除き、タイトルや説明、字幕視聴者が翻訳して追加することを許可するのは、あまりいいこととは⾔えません。
だそうで、チェックを入れるのは推奨していないことがわかります。
ここからは長瀬の推測にはなりますが、確かにチェックすればたくさんの国の人に見てもらうことができて協力プレーをするにはいい機能なのかもしれませんが・・
YouTube側からすると、よりいいコンテンツを作るためには自分で納得したものを作るぞ!という理念で生み出すのがSEO的にはよくて、いろんな人が翻訳すると質が落ちる可能性を示唆してるのでは・・?と考えています。
応用編7. 動画の統計情報のチェックの有無はSEOでは全く関係ない
動画の統計情報のチェックの有無は全くと⾔っていいほどSEOでは関係はありません。
(関係ない!と言い切る項目がこれが初めてなので本当に関係なさそう 長瀬)
全ての動画が目指すべきSEOの上位表示の理想像
今までは設定方法におけるSEOの上位表示テクニックについてお話してきました。
それでは、次は「YouTubeはどんな動画を上位表示させたいのか」という理想の動画について説明していきます。
上位表示させるかさせないかはもちろん私たちの判断ではありません、YouTubeです。
どんな動画が、今戦っているこのフィールドで勝ちやすいのかを理解しておかなければ、闇雲に動画を出すだけになってしまいます。
明確な答えがあるのでぜひ知っておいてくださいな。
1. 明確な行動喚起を含める動画
はい、わけわかんないよねw
ちょっと難しい、かっこいい言葉を使うと「CTA」って言うらしい。
簡単に言いますと、YouTubeの動画で「普通に終わらないでね」というもの。
「例えばこの商品がいいよ〜!これおすすめ〜!」と動画内で紹介したとしますよね。そしたら、概要欄にリンクがあるから見てみてね!と次の行動を促すことができます。
これがいわゆる「行動喚起」。
YouTube動画によって商品を知り、概要欄から公式サイトにいってもらえれば商品メーカーも「YouTubeありがとう〜〜!」ってなりますよね。
YouTubeはそういう動画を好みます。
そのほかにも、例えば動画終わりに「チャンネル登録してね〜」「拡散してね〜」なんかも行動喚起になります。
2. 売り込みすぎてる動画はYouTubeは嫌っている
Youtubeは、我々にとって学習する場であり、インスピレーションを受ける場です。商品やブランドを売りつけるような場所ではないのです。
と、原文にありますが、言葉そのままですね。
あんまりお金儲けに走って秩序を乱さないでね〜みたいなところ。
3. テロップがあると動画自体の高評価につながる
この動画は上位表示させようかどうしようか考えているYouTubeやGoogleなどの検索エンジンは、動画でYouTuberが何と喋っているかまでは把握できません。
そこまでは賢くないんです。
ただし、動画内にわかりやすくテロップが入っていれば、YouTubeもGoogleも「ほう!この動画はこんな動画なんだね!」とより深く理解することができます。
深く理解することによって、表向きのテキストからしか判断できなかった部分が、さらに加点として判断されるので有利に働くのです。
4. 動画コンテンツをどんどん拡散すること
動画コンテンツをどんどん拡散することをYouTube側も狙っているのは間違いありません。
いろんなSNSを駆使したりして、いい動画をとるだけではなくて拡散もしようねというのが理想です。
動画コンテンツに広告費⽤を費やすのも意味があります。
裏を返せば広告にすごくお金を使っているYouTuberはSEOでは辛口評価か?と言われると全くそんなことはないでしょう。
YouTubeで成功するコンテンツとその理由について解説
みなさんが気になるこの項目ですが、「searchenginejournal」ではこんな風に書かれています。
項目名 | 内容 |
視聴時間 | 視聴者が動画をみた時間の⻑さ |
キーワード | 検索クエリの関連性を⽰すもの |
チャンネル登録者数 | 百何千の登録者のいるチャンネルは、15⼈しか登録者のいないチャンネルよりも いい実績となります。これは、チャンネルが適切なトピックで視聴者からの信頼を集め、権威性のあるチャンネルであることを⽰す、視聴者の⾏動から分析できる合図です。 |
魅⼒ | Youtube、Google、そのほかの検索エンジンは、動画を⾒つけやすくするのに値するかどうか判断 するのに、”⾼く評価(いいね)”、”低く評価”、コメントを活⽤しています。 |
動画の尺 | YouTubeコンテンツは、⻑すぎてはいけません。ユーザーはコンテンツに興味をもち、その動画からその時間に応じた何かしらの価値を得られるべきなのです。 |
ここでポイントだなと長瀬が感じたのが、
- 高評価・低評価がSEOにも直結しているという点
- 長すぎてもいけない
- 基本的に登録者数が多いチャンネルは権威性があるものとして見てる
という点です。
参考にしてくださいな。
まとめ
最後に「searchenginejournal」ではこんな感じで締めくくられています。
- ユーザーやユーザーの検索クエリ、もしくはその両⽅に関連する 関連キーワードが含む
- 全部とは⾔わなくてもほとんどの動画が⾒たくなるような魅⼒で、ユーザーを惹きつける
- 明確な行動喚起を提⽰する
- より情報のある関連するサイトへのリンクを少なくとも⼀つは含む
これはすぐに気をつけられるし、簡単で実行しやすく、SEOでもかなり有効な手段ですよ〜と。
この解説は「searchenginejournal」通りの記事の流れにはなっていますので、原文が読みたい方は元記事で確認してみてください。
https://www.searchenginejournal.com/youtube-seo-video-optimization/260757/