ぶぉふぉー!田中です。
新型コロナウィルスが流行るにあたってYouTubeが規約を発表しています。
この規約を知っておかないと、今後YouTuberとして配信することができなくなることも。
今回は、コロナウィルスの規約から分かるYouTubeが抱えている問題を解説します。
新型コロナウィルスによってYouTubeが抱える2つの問題
まずは新型コロナウィルスのYouTube規約を見てみましょう。
YouTube のポリシーを満たしていない COVID-19 関連コンテンツの例を以下に示します。このようなコンテンツは、引き続き広告表示なし、または制限あり となります。
- 悲惨な映像: 次のような、COVID-19 が原因で苦しんでいる人々の映像:
- 病院や医療施設にいる、病気であることが明らかな人々
- 大変な状況で困っている人々(居住地から強制退去させられる人々など)
- 注: 病院や咳をしている人々の映像は、ごく短時間で、ストーリーの状況を伝えるのに適切であれば、収益化を制限するものにはなりません。
- 医学的に正しくない情報: COVID-19 に関連する健康問題についてユーザーに誤った情報を伝達するコンテンツ。これには、COVID-19 に関して医学とは無関係のテストや試験をすすめるコンテンツ、その原因に関する誤った主張や裏付けのない主張、危険な治療薬や治療法または科学的な合意とは矛盾する COVID-19 の起源や拡散を広めるものが該当します。次のような例が含まれます。
- ある国または複数の国の政府が生物兵器としてウイルスを作った
- 企業がウイルスを作った
- COVID-19 は 5G テクノロジーを介して拡散する
- COVID-19 のターゲットは特定の民族や人種である
- パンデミックは、でっち上げ、隠蔽工作、意図的な攻撃であると主張するコンテンツ
- いたずら動画やチャレンジ動画: わざとウイルスに接触しようとするなどの医学上危険な行為を煽動したり、パニックを引き起こしたりするなど、COVID-19 に関連するすべてのいたずら動画やチャレンジ動画。次のような例が含まれます。
- 便座を舐める
- 公衆の面前で気絶したふりをする
- すぐ近くに人がいるところや食べ物を作っているところで咳やくしゃみをする(またはそのふりをする)
- 自分が新型コロナウイルスに感染したと仲間に嘘を言う
- 防護服を着て他人を検査する
- 自分が感染者であると思わせるように他人の不安を煽る
(引用元:https://support.google.com/youtube/answer/9803260?hl=ja)
新型コロナウィルスが蔓延するにあたり、規約から読み取れるのが、以下の3つです。
- 正しくない医学知識が蔓延する
- やってみた企画で一般人に迷惑がかかる
- 根拠のないデマが広まるのを恐れている
1つ1つ解説します。
正しくない医学知識が蔓延する
YouTubeでは、正しくない医学知識が蔓延することを規制しています。
なぜなら、コロナウィルスの間違った知識が広まることで多くの人への被害が出てしまうから。
仮に、多くの人に間違った知識が広まってしまったのが、YouTubeが原因だとしたら。
YouTube自体の信頼が無くなってしまいますよね。だからこそ、YouTubeは医学知識に関してかなりの規制をかけています。
やってみた企画で一般人に迷惑がかかる
YouTubeの人気企画の1つで、「やってみた系」の動画があります。
コロナウィルスの情報は誰もが関心を持つ内容なので、「やってみた系」動画の格好のネタ元になってしまうのです。
仮に、コロナの関連で「やってみた系」動画を配信して、多くの人に被害が出てしまったら、YouTubeは批判の的になってしまいますよね。
だからこそ、YouTubeは「やってみた」系動画の規制も行っているのです。
根拠のないデマが広まるのを恐れている
コロナウィルスの感染源についてのデマが流れたことがあります。
このようなデマが流れると、「配信元はどこ?」と噂になりますよね。
もし配信元が、YouTubeであれば、やはり批判の的にさられます。
特に、新型コロナウィルスのような世界的に知られている話題になると、デマの拡散力はとても大きいです。
間違って広まってしまったことで、誹謗や中傷を受ける人たちの被害も甚大ではありません。
こうならないめにも、YouTubeでは、デマに対する規制をより強化しています。
新型コロナから今後予想されるYouTubeの対応
今後YouTubeではより動画の規制が強化されるでしょう。
新型コロナウィルス関連から今後予想されるのが以下の動画の規制です。
- 健康系への動画
- やってみた系のチャレンジ動画
- 信憑性不明な動画
1つ1つ解説します。
健康系への動画がより強化される
今後は、健康系の動画がより強化されるでしょう。なぜなら、誤った情報が命にかかわるから。
Googleでは、2016年に健康系の記事でウェルク問題が起こってから、大幅なアップデートが行われました。
同じようなことが、YouTubeでも起こると考えられます。なぜなら、YouTubeはGoogleの傘下だから。
今後コロナウィルスでの影響を受けて、動画でも規約の変更などが行われるでしょう。
やってみた系のチャレンジ動画
動画の再生数で人気のあるやってみた系のチャンレンジ動画。今後は、やってみた系の動画にも規制が入るでしょう。
ただすべての動画に規制がかかるわけではなく、誰かの迷惑行為になる動画が規制の強化対象になりそうですね。
信憑性不明な動画
信憑性不明な動画は、削除または収益化から外される可能性があります。なぜなら、Googleも同じようなことをしているから。
Googleでは、情報の信憑性が高いサイトの方が上位表示されていること多いです。
Googleの傘下であるYouTubeが、同じような規制をすることが考えられます。
まとめ:新型コロナウィルスでYouTubeはより規制が厳しくなる
今回は、新型コロナウィルスによってYouTubeが抱える問題について解説しました。
まとめると、以下の通り。
- 正しくない医学知識が蔓延する
- やってみた企画で一般人に迷惑がかかる
- 根拠のないデマが広まるのを恐れている
今後は、YouTubeの信頼を損ねるコンテンツの規制がより厳しくなるでしょう。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、YouTubeを運営していただければと思います。